スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おばん魔女の白ワイン。

「いい香りだね~。」


老女はワインを飲む。


「最高の白ワインだね~。」


「あんたもお飲み~。」


少年はグラスを手に取りワインを飲む。


「どうだい?」


「いいワインだろう?」



窓から大きな石造りのハウスが遠くに見える。


「あっ!」


「あれがあたしのハウスだよ。」


老女が窓から見えるハウスを指さす。


「駅まで遠くてね..。」



「あんたはどこでこの汽車に乗ったのかい?」




まじょ まじょ~。





ワンクリックをどうぞ

TOMIKO NAKAGAWA





















スポンサーサイト

おばん魔女の湖。

汽車が加速する。


古びた駅が遠く小さくなっていく。



老女が少年をじ~と見る。



「あんたどこまで行くんだい?」



「つぎのつぎの駅...。」


「そうかい..。」



「あたしはこの汽車に乗るのは久しぶりだね~。」



汽車がトンネルの中を走る。


汽車が揺れる。



トンネルを抜けると窓の外には大きな山と湖が見える。



老女がカバンから包を取りだす。



「チ-ズを食べるかい?」



包をテ-ブルの上に置き包を開く。


「このチ-ズはあたしの手作りでおいしいよ。」


「一つ食べてみるかい?」



少年はチ-ズを一つ手に取り口に運ぶ。



「どうだい?」


「おいしいだろう?」



老女がチ-ズを一つ手に取り口に入れる。



「この味はたまらないね~。」



「あたしはこのチ-ズを食べるとワインが飲みたくなるんだよ。」




「あんたこの汽車にワインバ-があるの知っているかい?」



「ずいぶんこの列車に乗っていないから忘れちまったんだけど。」


「たしか隣の車両だったね..。」



老女が立ち上がり。


ドアを開け隣り車両へ行く。



「やっぱりここにあったね。」


「あたしの好物のワインを見つけたよ。」



老女はワインを一本取りだしワインの口を開ける。


ワインとワイングラスを手に持ち少年のいる車両に戻る。



「あったよ。」


「あたしは忘れていなかったね。」



老女は椅子に座りテ-ブルにワイン一本とグラス2個を置く。


「あんたも飲むかい?」



老女はワインをグラスに注ぐ。


「このワインはおいしいよ~。」



まじょ まじょ~。



208.jpg








ワンクリックをどうぞ

TOMIKO NAKAGAWA













おばん魔女の老女。

古びた小さな駅である。



駅に汽車が着く。


駅の看板を見ると猫の目駅と書かれている。


目の前に大きな荷物を持った老女が一人立っている。



汽車のドアが開き老女が汽車に乗る。



車両のドアが開き大きな鳥籠を持った小太りの老女が入ってきた。



「この座席開いているかい?」


「どうぞ~。」


「荷物が多くてね...。」


「ここに置いていいかい?」



「どうぞ~。」



老女は大きな鳥籠を床に置き、カパンを上の棚に置く。


老女が正面の椅子に座る。



汽車のドアが音をたてて閉まる。


汽車か汽笛を鳴らしゆっくり動きだす。



まじょ まじょ~。



718.jpg


086.jpg









ワンクリックをどうぞ




















おばん魔女の山の谷間。

大きな揺れで目が覚める。


外を見ると山が見える。


汽車が曲がりくねった山の谷間を走っている。



テ-ブルの上には箱は消えてティ-が少し入ったティ-カップがある。



しばらくすると...。



汽笛を鳴らし汽車が減速しだした。



遠くに駅が見える。



まじょ まじょ~。




044.jpg







ワンクリックをどうぞ

TOMIKO NAKAGAWA



おばん魔女のカ-ド。

おばん魔女がガ-デン上を箒に乗り飛んでいる。



汽車がぶどう畑の中を汽笛を鳴らし走る。



おばん魔女がしだいに見えなくなっていく。



目の前に草原が見える。


汽車が加速する。



汽笛を鳴らし草原の中を走る。



おばん魔女が見えなくなった。




カバンを開け中を見る。



カバンの中に紙に包まれた箱が入っている。



その箱をカバンから取り出しテ-ブルの上に置く。



紙の包を開けるとトランプの大きさのカ-ドが箱のふたの上にある。



カ-ドは白く真ん中にバラの花の絵が描かれている。



カ-ドを手に取り裏を見る。



すると....。



白いカ-ドにおばん魔女の顔が浮きあがり動き出した。



「あらっ?」



「驚かなくていいわよ。」



「あたしよ。」


「汽車の乗りごこちはいかが?」



「お腹空いたでしょう?」



「あたしが作ったサンドイッチとティ-カップを入れておいたわ。」



「ティ-カップでティ-をお飲み~。」



「さぁ~。ゆっくり召し上がれ~。」



「それじゃね~。」



「幸運を祈るわ。」




おばん魔女の顔が消えて真っ白なカ-ドになる。




カ-ドをズボンのポケットに入れる。



箱を開けると。



卵と野菜とハムのサンドイッチが入っている。



カバンからカップを取り出しテ-ブルの上に置く。



みるみる間にカップにティ-が注ぎこまれる。


テイ-は甘い香りがする。


サンドイッチを食べてティ-を飲む。



汽車は草原の中を走る。



お腹がいっぱいになり、しだいに眠気がさしてきた。


眠りにつく。




まじょ まじょ~。







ワンクリックをどうぞ

TOMIKO NAKAGAWA


























































検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。